多くのお母さんが間違っていることに気づかないこととは?

皆さん、こんにちは。
中学受験・高校受験・大学受験のすべての受験に
精通する受験指導のプロ 児玉です。

今年は、厳しい年明けになりましたね。

昨年以上に大変な年になるでしょうね。

そこをどう乗り越えるか?

とはいっても、戦後の日本に比べたら
幸せですよね?

そんな大変な中から、奇跡の経済成長
をして、世界一になったのが日本です。

世の中が大きく変わるときには、この
ような人類に試練が与えられ、そこから、
素晴らしいものが生まれていくものです。

これが歴史に学ぶべきことではない
でしょうか?

子育ても同じですね。

我が子がかわいいあまりに、間違った
子育てもやっているお母さんが多いですね。

子供に大変なことが起きたときに
親がその問題を全部解決してしまうことです。

たとえば、簡単なケースでいえば、
「ママ、この漢字(鰻)なんて読むの?」

「それは(うなぎ)って読むんだよ。」
と簡単に読み方を教えますよね?

これが間違いなのです。

では、何が正解かと申しますと
「読み方がわからいんだったら
辞書で調べたらいいんだよ。」

「辞書で読み方を調べる方法を
教えてあげるから辞書持ってきて」

これが正解です。
読み方を簡単に教えるのではなく
自分で調べる方法を教えるのです。

そうすれば、次に、この漢字(鮪)が
読めなくても自分で辞書で調べること
ができるのです。

これをしないお母さんが多いのです。

子供に起きた問題を、お母さんが
代わりに解決して、それに満足さ
れているのです。

しかし、それでは、いつまでたっても
自分で問題を解決できる子供には、
ならないし、当然、大人になっても
何もできない子供を育てているのです。

塾でも、子供が先生に質問できない
子がいます。

そのときに、親御さんが子供の代わりに
質問してくるケースがよくあります。

それをすると、
この子は、いつまでたっても、先生に
質問できないままになるのです。

それを我が子のためと勘違いして
一生懸命になられるお母さんが多いのです。

一生懸命のポイントが間違っています。

これからの時代は、大手の会社に入社すれば
定年まで安泰みたいな時代ではなくなりました。

会社は、守ってくれません。

すべては、個々人の力次第なのです。

そのとき大事なのが「自立の力」です。

その力を子供のときからつけさせる
教育が求められているのです。

学校が臨時休校になったときに、
何をどう勉強していいかわからない
では、これからは生きていけないのです。

「先生、うちの子、家で勉強しないので
宿題を出してください。」

と頼まれるお母さんもいらっしゃいます。

しかし、これではいつまでたっても
自ら勉強する子にはならないのです。

老子の格言で
「授人以魚 不如授人以漁」

これは
「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、
魚の釣り方を教えるか?」
という話です。

「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、
釣り方を教えれば一生食べていける」
という教えですね。

かわいいわが子のために魚を釣ってあげて
いるお母さんが多いのです。

「魚の釣り方を教える」
常にこれを意識して、子育てもした方が
良いのです。

当然、塾も同じです。

だから、STでは、決まった時間割も
宿題もないのです。

まずは、自分で時間割を作成し、
自分で宿題も決めるのです。

これを先生がやれば、もっと早く
成績を上げることができますが、
それは、中学生までです。

高校生はこのやり方では全く
通用しないのです。

それがわかっているからこそ、
STでは、小学生のうちから、
「自立型」で指導しています。

「魚の釣り方(自立型)」を
教えているのです。

ご家庭でも、そこを意識して子育て
されてみてはいかがでしょうか?

ということで
今日はこの辺で失礼いたします。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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